長文に語句の穴埋めをする問題で、possible を impossible と見間違えた生徒がいました。真逆の意味で、最初の文字も違うし、文字数も違うのに「なんで?」って思いますが、こういう事は結構あります。
長文がほとんどスラスラ読めて「ここには『できない』という意味のことばが入りそうだ」と予測をつけてから選択肢を見ると「ほら、impossible あったじゃん!」となってしまうようです。長文自体がはっきりわからない人だと、選択肢もじっくり見るので、こういうのは英語がよくできる人に起こりやすいミスかと思います。
また、わりとよくできる生徒たちの英文和訳を採点していた時に、unusual を「普通の」と訳している人が10人に1人位いたのには衝撃でしたね。
とても簡単な単語ですよ。「肯定の usual とは文字数も違うし、なんで?」となりましたが、実は usually と unusual なら、同じ u から始まる上に文字数も同じなんですよ。中1の時から染みついている usually と見間違うのは、わかる気がします。
usual は形容詞で「普通の」
unusual は usual を un で否定している形容詞の「普通でない」
usually は副詞で「普通は」「たいていは」です。
頭ではおわかりだと思いますが、目のほうもしっかり鍛えましょう。