形容詞が「きれいな」「大きい」など、人や物事を修飾することばなのに対し、副詞は「速く」「完璧に」など動作や状態を修飾することばです。副詞と形容詞の使い分けは、英語をたくさん見聞きして慣れると自然にできますが、それまでは意識して正しく使い分けていきましょう。
副詞は「get up early(早く起きる)」や「go alone(一人で行く)」のように動詞を修飾する場合、また「very beautiful(とても美しい)」や「pretty big(かなり大きい)」のように形容詞を修飾する場合が多いですが、文法的には「副詞は名詞・代名詞以外の全てを修飾する」という分類です。
形容詞が「きれいな」「派手な」「元気な」のように「な」で終わる言葉や「大きい」「強い」「頭がいい」のように「い」で終わる言葉が多いのに対し、副詞は「早く」「注意深く」「高く」のように「く」で終わる言葉や「一生懸命に」「上に」「すぐに」のように「に」で終わる言葉が多いというのも見分けるポイントです。